【初心者向け】AWS用語集|これだけ知っておけばOKな基本用語20選

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くらうど
CloudStepia運営者|ITエンジニア13年目
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すてぴあ

AWSを勉強し始めたら、EC2とかS3とかVPCとか、英語の略語ばかりで頭がパンクしそうだわ…

くらうど

それ、AWSあるあるだよね。でも最初から全部覚える必要はないんだ。よく出る20語だけ押さえておけば、入門記事やチュートリアルはかなり読みやすくなるよ。今日はその20語に絞って解説するね。

AWSは最初から全サービスを覚えようとすると、ほぼ確実に挫折しますまずは「何に使うか」だけをざっくり押さえる。それだけで、管理画面やドキュメントの見え方がかなり変わります。

  • EC2を作ろうとしたら、AMI・インスタンスタイプ・VPCなど見慣れない用語が出てきた
  • S3とEBSの違いがよくわからない
  • VPCやIAMが出てきた時点でもう難しそうで読む気が失せてしまう
  • 無料枠のつもりで使っていたら知らぬ間に課金されていた

この記事では、こうした悩みを解消するために、AWS初心者が最初に押さえるべき基本用語20個を「何に使うか」を中心にわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • AWSの全体像と5つのカテゴリ分類
  • EC2・S3・VPC・IAMなど基本用語20語の意味と使い方
  • S3とEBSの違い・RDSとDynamoDBの違いなど混同しやすい用語の整理
  • 料金で失敗しないために知っておきたい用語
  • 個人開発でAWSを使うべきかどうかの判断基準

目次

AWS用語を覚える前に知っておきたい全体像

すてぴあ

そもそもAWSって何なの?クラウドって言葉もよく聞くけど、サーバーを借りるのと何が違うの?

くらうど

AWSは、Amazonが提供するクラウドサービスの総称だよ。サーバー・DB・ストレージ・AIまで、インターネット経由で必要な分だけ使える仕組みのこと。昔は物理サーバーを買って設置しなければいけなかったけど、AWSなら管理画面から数分でサーバーが作れるんだ。

AWSには非常に多くのサービスがありますが、初心者はまず以下の5つのカテゴリに分けて考えると理解しやすくなります。

カテゴリ代表サービス役割
サーバー・実行環境EC2 / Lambdaアプリや処理を動かす
ストレージS3 / EBSファイルやデータを保存する
データベースRDS / DynamoDBデータを管理する
ネットワークVPC / Route 53 / CloudFront通信やアクセス経路を管理する
セキュリティ・運用IAM / CloudWatch / セキュリティグループ権限・監視・安全性を管理する

「このサービスはサーバー系」「これはストレージ系」とカテゴリで分類できるようになるだけで、AWSの理解はかなり進みます。

最初からサービス名を暗記しようとするより、まずこの5分類を頭に入れておきましょう。


これだけは押さえたいAWS基本用語20選

最初は完璧に覚える必要はありません。「聞いたことがある」「何となく役割がわかる」くらいで十分です。

① AWS|クラウドの巨大な道具箱

AWSとは、Amazon Web Servicesの略で、Amazonが提供するクラウドサービスの総称です。

仮想サーバー・ストレージ・データベース・ネットワーク・AIなど、IT基盤として必要な機能をインターネット経由で利用できます。

小さなWebアプリから、大規模なECサイト・動画配信・企業の基幹システムまで幅広く対応しています。

自由度が高いぶん、初心者には難しく感じやすいのも事実です。

ブログを始めたいだけならレンタルサーバー、小規模な個人開発ならVPSでも十分なケースが多いです。「AWSが必要な理由」を先に考えてから使い始めると、コスト面でも学習面でも失敗しにくいです。

② リージョン|AWSを使う地域

リージョンとは、AWSのデータセンターがある地域のことです。

日本向けのサービスなら東京リージョン、海外ユーザーも視野に入れるならアメリカやヨーロッパのリージョンを選ぶこともあります。

選ぶ理由内容
表示速度ユーザーに近いリージョンほど通信が速い
法律・規制データを置く国や地域が重要になる場合がある
障害対策複数リージョンに分散すると可用性を高められる

初心者はまず、日本向けサービスなら東京リージョンと覚えておけばOKです。

③ アベイラビリティゾーン|リージョン内の予備の建物

アベイラビリティゾーン(AZ)とは、リージョン内にある独立したデータセンター群のことです。

東京リージョンにも複数のAZがあり、1か所で障害が起きても他のAZでサービスを継続しやすくなっています。

企業システムでは複数AZにサーバーを分散させることが多いですが、個人の学習用途なら最初はあまり気にしなくて大丈夫です。

「リージョンの中にある複数のデータセンター」とだけ覚えておきましょう。

④ EC2|AWS上の仮想サーバー

EC2は、AWS上に仮想サーバーを作成できるサービスです。LinuxやWindowsのサーバーを数分で立ち上げられ、Webアプリ・APIサーバー・WordPress・検証環境など、さまざまな用途に利用できます。

AWSの中でも特に代表的なサービスで、クラウドサーバーを学ぶときに最初に触れることが多いサービスです。VPSに近い感覚で使える一方、料金体系はVPSとは少し異なります。

EC2は従量課金が基本のため、インスタンスを起動したままにすると、その間は料金が発生し続けます。また、インスタンスタイプだけでなく、EBSなどのストレージ、データ転送量、固定IPアドレスなど、複数の項目が料金に関係します。

そのため、個人ブログや小規模サイトで使う場合は、**「思ったより料金が高くなった」**と感じるケースもあります。検証用途で使うなら、使い終わったインスタンスを停止・削除する習慣をつけておくと安心です。

個人利用でAWSの料金管理が不安な方は、AWSが高いと感じた人向けにVPS移行の判断基準を解説した記事も参考にしてみてください。

⑤ インスタンス|起動しているサーバー1台

インスタンスとは、EC2などで作成した仮想サーバー1台のことです。

EC2でUbuntuサーバーを1台作ったなら、それが「EC2インスタンス」です。

スクロールできます
インスタンスタイプ用途イメージ
小さいタイプ学習・検証用
標準タイプWebアプリ・API
大きいタイプ高負荷な処理
GPUタイプAI・機械学習

学習目的なら最初は小さいタイプから始めましょう。使い終わったら停止・削除するのが鉄則です。

⑥ AMI|サーバーを作るための設計図

AMIとは、Amazon Machine Imageの略で、EC2インスタンスを作成するためのテンプレートです。

EC2を作るときに「Ubuntu」「Amazon Linux」「Windows Server」「WordPress入りイメージ」などを選ぶ画面が出てきますが、この元になるのがAMIです。

Linux学習ならUbuntuやAmazon Linux、WordPress検証ならWordPress入りAMIを選ぶと始めやすいです。

⑦ S3|AWS上の大きなファイル倉庫

S3は、AWSでファイルを保存するためのストレージサービスです。画像・動画・ログ・バックアップデータ・静的サイトのファイルなど、様々なものを保存できます。

EC2が「サーバー」なら、S3は「ファイル置き場」というイメージです。

用途
画像保存Webサイトのアイキャッチ・商品画像
バックアップDBやログのバックアップ先
静的サイト配信HTML/CSS/JSファイルの公開
ログ保存アクセスログやアプリログの保存

S3に保存したファイルを誤って「公開状態」にしてしまうと、外部から誰でもアクセスできる状態になります。公開設定は慎重に確認しましょう。

⑧ バケット|S3の中のファイル入れ

バケットとは、S3でファイルを入れるための「箱」のことです。

S3ではいきなりファイルを保存するのではなく、まずバケットを作成してからその中にファイルを保存します。

写真を保存するなら「photo-backup」、ログを保存するなら「app-logs」のように用途別にバケットを分けるのが一般的です。

なお、バケット名は世界中で一意である必要があるため、すでに使われている名前は使えません。

⑨ EBS|EC2にくっつけるディスク

EBSは、Elastic Block Storeの略で、EC2インスタンスに接続して使うストレージです。

OS・アプリ・データベースファイルなどを保存します。

S3とよく混同されますが、役割はまったく違います。

項目S3EBS
役割ファイル置き場EC2に接続するディスク
使い方画像・ログ・バックアップ保存OS・アプリ・DB保存
イメージ倉庫パソコンのSSD/HDD

EC2を停止してもEBSが残っていると料金が発生し続けます。

学習後は不要なEBSも忘れずに削除しましょう。

⑩ RDS|AWSが管理してくれるデータベース

RDSは、Amazon Relational Database Serviceの略で、AWSでデータベースを使えるサービスです。

MySQL・PostgreSQL・MariaDB・SQL Serverなどに対応しており、バックアップ・メンテナンス・冗長化をAWS側で管理してくれます。

スクロールできます
構成特徴
EC2にDBを入れる安く済む場合もあるが、管理はすべて自分
RDSを使う管理が楽になるが、料金は上がりやすい

小規模な個人開発では最初からRDSを使うと月額コストが上がることがあります。

学習目的なら、まずEC2にDBを入れる構成から試してみるのもアリです。

⑪ DynamoDB|大量アクセスに強い高速データベース

DynamoDBは、AWSが提供するNoSQLデータベースです。

RDSが表形式のリレーショナルDBなのに対し、DynamoDBは柔軟なデータ構造を持ち、大量アクセスにも強いです。

サーバーレス構成との相性もよく、セッション管理・ゲームデータ・IoTデータなどによく使われます。

初心者はまず「RDSとDynamoDBは役割が違う」と押さえるだけで十分です。

最初のWebアプリではRDSの方がイメージしやすいでしょう。

すてぴあ

サーバー系とストレージ系、データベース系まで来たわ。頭の中で整理できてきた気がする!

⑫ VPC|AWS上の自分専用ネットワーク

VPCは、Virtual Private Cloudの略で、AWS上に作る自分専用の仮想ネットワークです。

EC2やRDSなどのリソースは、多くの場合このVPCの中に配置されます。

「サブネット」「ルートテーブル」「インターネットゲートウェイ」など関連用語が多く、初心者が一番手こずるポイントかもしれません。

ただ最初は、AWSで使う自分専用のネットワーク空間というイメージだけ持っておけば十分です。EC2を1台立てる程度ならデフォルトVPCから始めても問題ありません。

⑬ サブネット|VPCを分割した区画

サブネットとは、VPCの中をさらに分割したネットワーク領域です。

VPCが「敷地全体」だとすると、サブネットは「部屋や区画」のようなイメージです。

種類内容
パブリックサブネットインターネットからアクセスできる
プライベートサブネットインターネットから直接アクセスできない

Webサーバーはパブリック、データベースはプライベートに置く構成がよく使われます。

「公開する場所」と「守る場所」を分けるために使うもの、と覚えておきましょう。

⑭ セキュリティグループ|通信を制御する門番

セキュリティグループは、EC2などに対する通信ルールを設定する機能です。

AWS上のファイアウォールのようなものです。

許可する通信用途
22番ポートSSH接続
80番ポートHTTP通信
443番ポートHTTPS通信
3306番ポートMySQL接続

設定を間違えるとSSH接続できなかったり、逆に不要なポートを世界に公開してしまうリスクがあります。

SSHの22番ポートは全世界に開けっぱなしにしないこと。

自分のIPアドレスだけ許可するのが基本です。

⑮ IAM|AWSの権限を管理する鍵とルール

IAMは、Identity and Access Managementの略で、AWSの権限管理サービスです。

「誰が」「どのサービスに」「何をできるか」を細かく設定できます。

内容
管理者ユーザーすべて操作できる
開発者ユーザーEC2やS3だけ操作できる
閲覧専用ユーザー設定を見るだけ
アプリ用ロールS3だけ読み書きできる

IAMはAWSの中でも特に重要なサービスです。

権限を強くしすぎると操作ミスや情報漏洩のリスクが高まります。

まずrootユーザーを普段使いしないことこれだけは必ず意識してください。

くらうど

IAMを軽く見てrootユーザーで作業を続けていると、うっかり重要な設定を消してしまったり、APIキーが漏洩したりしたときのリスクが一気に高まります。最初からIAMユーザーを作る習慣をつけましょう!

⑯ Lambda|必要なときだけ動く処理実行環境

Lambdaは、サーバーを管理せずにプログラムを実行できるサービスです。

EC2のようなサーバーを立てなくても、必要な処理だけを実行できます。

  • 画像がアップロードされたら自動で圧縮する
  • 毎日決まった時間に処理を実行する
  • APIの裏側で小さな処理を動かす
  • S3やDynamoDBと連携して処理する

初心者がいきなりLambdaから入ると少し難しいです。

まずEC2でサーバーの基本を学んでからの方が、理解しやすいでしょう。

⑰ Route 53|ドメインの行き先を管理するサービス

Route 53は、AWSのDNSサービスです。

DNSとは、ドメイン名とIPアドレスを紐づける仕組みのことです。

example.com にアクセスしたとき、裏側でIPアドレスに変換していますが、この管理をするのがDNSになります。

Route 53を使うと独自ドメインをAWSのサーバーやCloudFrontに向けられます。

ドメイン管理だけなら、ムームードメインやお名前.comなど他サービスでも可能ですよ。

AWS内でDNSもまとめて管理したい場合に活用しましょう。

⑱ CloudFront|Webサイトを高速配信するCDN

CloudFrontは、AWSのCDNサービスです。CDNとは、Webサイトの画像やファイルを世界中の配信拠点に置き、ユーザーに近い場所から届ける仕組みです。

CloudFrontを使うと、表示速度の改善やサーバー負荷の軽減が期待できます。

S3とCloudFrontを組み合わせると、静的サイトや画像配信を効率よく行えます。

WordPressでも画像の配信改善に活用されることがあります。

⑲ ELB / ALB|アクセスを複数サーバーに振り分ける役

ELBは、Elastic Load Balancingの略で、AWSのロードバランサーサービスです。

ロードバランサーとは、複数のサーバーへのアクセスを振り分ける仕組みです。

ALB(Application Load Balancer)はWebアプリ向けによく使われます。

アクセスが増えてEC2を2台・3台と増やした場合、ユーザーからのアクセスを均等に振り分ける必要があります。

その役割を担うのがロードバランサーです。個人開発の初期段階では必要になることは少ないですが、大規模化を考えるときに重要になります。

⑳ CloudWatch|AWSの健康状態を見るモニター

CloudWatchは、AWSリソースの監視サービスです。EC2のCPU使用率・メモリ・ログ・アラーム、Lambdaの実行状況などを確認できます。

  • CPU使用率やメモリを確認する
  • エラー発生時にメールで通知を受け取る
  • LambdaやRDSの状態を監視する
  • ログを蓄積して異常を検知する

EC2を使い始めたら、最低限CloudWatchでCPU使用率とログを確認する習慣をつけるとよいです。


【早見表】AWS基本用語20語まとめ

ここまで紹介した20語を一覧で確認できます。迷ったときの辞書として使ってください。

用語一言イメージカテゴリ
AWSクラウドの巨大な道具箱全体
リージョンAWSを使う地域基礎
アベイラビリティゾーンリージョン内の独立したデータセンター基礎
EC2AWS上の仮想サーバーサーバー
インスタンス起動しているサーバー1台サーバー
AMIサーバー作成用テンプレートサーバー
S3ファイル保存用の倉庫ストレージ
バケットS3の中の入れ物ストレージ
EBSEC2に接続するディスクストレージ
RDSAWS管理のデータベースデータベース
DynamoDB高速なNoSQLデータベースデータベース
VPCAWS上の自分専用ネットワークネットワーク
サブネットVPC内のネットワーク区画ネットワーク
セキュリティグループ通信を制御する門番セキュリティ
IAM権限管理の仕組みセキュリティ
Lambda必要なときだけ動く処理環境サーバーレス
Route 53ドメインの行き先管理ネットワーク
CloudFrontWebサイトの高速配信CDN
ELB / ALBアクセスの振り分け役負荷分散
CloudWatchAWSの監視モニター運用

料金で失敗しないために覚えておきたい用語

すてぴあ

「無料枠があるから安心」って思ってたんだけど、それって落とし穴があるの?

くらうど

あるんだよ…。「EC2を停止したから無料」と思い込んでいると、EBSやElastic IPが残ったまま課金されてたりするんだ。私も最初の頃はやらかしました。料金関連の用語はちゃんと理解しておくことが大事だよ。

無料利用枠

AWSを一定範囲まで無料で使える仕組みです。

ただし「12か月無料」「常時無料」「短期トライアル」など複数種類があり、対象サービスや上限が決まっています。

「無料枠=何でも無料」ではないことを必ず覚えておきましょう。

従量課金

使った分だけ料金が発生する仕組みです。

サーバーの起動時間・ストレージ容量・データ転送量・リクエスト数などで変わります。

月額固定のVPSと違い、構成や使い方によって料金が大きく変わる点に注意が必要です。

AWS Budgets

設定した予算を超えそうなときにメールで通知してくれる機能です。

月1,000円・3,000円など上限を決めておけば、想定外の請求を防ぎやすくなります。

AWSを使い始めたら最初に設定すべき機能のひとつです。

スナップショット

EC2やEBSの状態を保存するバックアップ機能です。

便利ですが、残したままにすると料金が発生し続けます。

検証用に作ったスナップショットは、作業後に忘れず削除しましょう。

Elastic IP

AWSで使える固定IPアドレスです。

割り当てたまま使っていない状態で放置すると課金対象になります。

不要になったElastic IPは必ず解放する習慣をつけましょう。

EC2を停止してもEBS・スナップショット・Elastic IPは残り続けます。学習後は請求ダッシュボードを確認し、不要なリソースが残っていないかチェックしましょう。月1回の確認が習慣になれば、まず失敗しません。


個人開発でAWSは必要?VPSとの比較で考えよう

AWSは高機能ですが、個人開発では最初からAWSを使う必要はありません。

「AWSでなければならない理由があるか」を先に考えるのが、コスト面でも学習面でも失敗しにくい選び方です。

項目AWSVPS
料金体系従量課金月額固定が多い
拡張性非常に高い中程度
初心者の扱いやすさ難しめ比較的わかりやすい
小規模アプリ過剰になることも向いている
大規模サービス限界あり
AWSが向いているケース

クラウド設計を本格的に学びたい・将来的に大規模化を考えている・AWS認定資格の勉強をしている・サーバーレス構成を試したい、といった目的がある場合はAWSが向いています。

VPSで十分なケース

小規模なWebアプリを公開したい・ポートフォリオサイトを作りたい・Linuxやサーバー構築を学びたい・月額固定で安心して使いたい、という場合はVPSの方がシンプルで済むことが多いです。

くらうど

私自身、EC2からConoHa VPSに移行したことで月額コストが約8,500円から約1,200円に下がった経験があります。「AWSを学ぶ」と「安く公開する」は別の話なので、目的によって使い分けるのが正直一番現実的です。


AWS用語を効率よく覚えるコツ3つ

① 全部覚えようとしない

AWSには200以上のサービスがあります。

最初から全部覚えようとすると挫折するだけです。

まずはこの記事で紹介した20語、中でもEC2・S3・RDS・VPC・IAM・セキュリティグループの6語だけ覚えるところから始めましょう。

② 実際に小さく触りながら覚える

AWS用語は読むだけでは定着しにくいです。

EC2を1台作る・S3にファイルをアップロードするなど、実際に手を動かすと一気に理解しやすくなります。

ただし使い終わったら必ず停止・削除し、AWS Budgetsも忘れずに設定しましょう。

③ 「何に使うか」で覚える

正式名称から覚えようとすると難しいです。

「EC2=仮想サーバー」「S3=ファイル置き場」「IAM=権限管理」のように、役割で覚える方が実用的です。

正確な定義より、ざっくりとした用途を優先して頭に入れましょう。


よくある質問

AWS初心者が最初に覚えるべき用語はどれですか?

EC2・S3・RDS・VPC・IAM・セキュリティグループの6語を優先的に覚えることをおすすめします

この6つはAWSの入門チュートリアルで必ず登場します。

EC2はサーバー・S3はファイル保存・RDSはデータベース・VPCはネットワーク・IAMは権限管理・セキュリティグループは通信制御、と役割で覚えればOKです。

EC2とVPSは何が違いますか?

どちらも仮想サーバーという点では似ています。

大きな違いは料金体系と拡張性で、EC2は従量課金・拡張性が高く、AWSの他サービスとの連携がしやすいです。

VPSは月額固定が多く、料金管理がしやすいです。

個人開発や学習ならVPS、大規模サービスやAWS学習ならEC2が向いています。

S3とEBSの違いは何ですか?

S3は画像・動画・バックアップなどを保存する「倉庫」です。

EBSはEC2に接続して使う「サーバーのSSD/HDD」で、OSやアプリケーションのデータを保存します。

S3は単独でも使えますが、EBSはEC2とセットで使うものと覚えるとわかりやすいです。

IAMはなぜ重要なのですか?

IAMは「誰が・どのAWSサービスを・どこまで操作できるか」を管理する仕組みです。

設定を誤ると必要以上に強い権限を与えてしまい、セキュリティリスクが一気に高まります。

まずrootユーザーを普段使いしないことが最低限のセキュリティ対策です。

AWSは無料で勉強できますか?

無料利用枠を活用すれば、基本的な学習はかなり進められます。

ただし、無料枠には対象サービス・期間・利用上限の制限があり、超えると課金が始まります。

学習目的でも必ずAWS Budgetsを設定し、月1回は請求ダッシュボードを確認しましょう。

ブログ運営にAWSは必要ですか?

基本的に不要です。AWSでもWordPressは運用できますが、EC2・RDS・SSL・バックアップなどを自分で管理する必要があります。

WordPressブログを始めるなら、ConoHa WINGやエックスサーバーのようなレンタルサーバーの方が圧倒的に手軽です。


まとめ|AWS用語はまず20語だけ押さえればOK

AWSは多機能ですが、初心者が最初から全部覚える必要はありません。

まずこの記事で紹介した20語を「何に使うか」で把握するだけで、入門記事やチュートリアルの見え方がかなり変わります。

  • EC2は仮想サーバー・S3はファイル置き場・RDSはデータベース
  • VPCはAWS上の専用ネットワーク・IAMは権限管理・セキュリティグループは通信の門番
  • Lambdaはサーバーなしで処理を動かす仕組み・CloudWatchは監視モニター
  • AWSは従量課金。使い終わったリソースを放置すると請求が増え続ける
  • AWS Budgetsの設定は、使い始める前にやるべき必須作業のひとつ
  • 個人開発・ブログ運営ではVPSやレンタルサーバーの方が向いている場合も多い

「有名だからAWS」ではなく、「自分の目的に合っているか」で選ぶことが大切です。

クラウドを本格的に学びたいならAWSは非常に価値のある選択肢ですが、まずは目的を明確にしてから始めることが、結局のところ一番の近道です。

すてぴあ

20語って聞いたときは多そうと思ったけど、「何に使うか」で分類してもらったら一気に頭に入ってきたわ!まずはEC2とS3を実際に触ってみようかな。

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