【初心者向け】サイトマップとは?HTMLサイトマップとXMLサイトマップの違いを解説

くらうど
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WordPressブログを運営していると、「サイトマップを作った方がいい」という説明をよく見かけますよね。

ただ、ここで多くの初心者がつまずくのが、サイトマップにはHTMLサイトマップとXMLサイトマップの2種類があるという点です。

名前は似ていますが、役割はまったく違います。

簡単にいうと、HTMLサイトマップは読者向け。XMLサイトマップはGoogleなどの検索エンジン向けです。

この違いを理解しないまま設定を進めると、こんな疑問で頭を抱えることになります。

すてぴあ

固定ページに作るサイトマップってどっちのこと?Search Consoleに送信するのはどれ?SWELLで作るサイトマップって何のことかしら…

この記事では、サイトマップの基本から2種類の違い、WordPressブログでどちらを用意すべきかまで、初心者向けにわかりやすく解説していきます。

この記事でわかること
  • サイトマップとは何か
  • HTMLサイトマップとXMLサイトマップの違い
  • WordPressブログにサイトマップは必要か
  • SWELL利用者がサイトマップで注意すべきこと
  • Search Consoleに送信するサイトマップの考え方

目次

サイトマップとは?

サイトマップとは、名前のとおりサイト全体の地図のようなものです。

ブログには、トップページ・記事ページ・カテゴリーページ・固定ページなど、さまざまなページがあります。記事数が10本程度なら、全体像を把握しやすいですよね。

しかし記事が30本・50本・100本と増えてくると、どの記事がどこにあるのかがわかりにくくなってきます。そこで役立つのがサイトマップです。

サイトマップはショッピングモールの案内図に近い

サイトマップをイメージするなら、ショッピングモールの案内図が近いと思います。

大きなモールに行くと、入口付近にフロアマップがありますよね。1階に何があるか、2階にどんなお店があるか、トイレやエレベーターはどこかが整理されています。

ブログのサイトマップも同じです。サイト内にどんなページがあり、どのジャンルの記事がどこにあるかを整理して伝える役割があります。

記事数が増えるほど、過去記事は埋もれやすくなります。せっかく良い記事を書いても、読者が見つけられなければ読まれません。

サイトマップは、そうした記事を見つけやすくするための案内役です。

読者にも検索エンジンにも役立つ

サイトマップは、読者だけでなく検索エンジンにも役立ちます。

読者にとっては、目的の記事を探しやすくなるメリットがあります。カテゴリー別に整理されたサイトマップがあれば、探している記事にたどり着きやすくなりますよ。

一方、Googleなどの検索エンジンにとっては、サイト内にどんなURLがあるかを把握する手がかりになります。検索エンジンは通常、内部リンクをたどってページを見つけます。

サイト構造が複雑だったり、内部リンクが少なかったりすると、すべてのページをスムーズに見つけられない場合があります。XMLサイトマップを用意しておくと、Googleに「このサイトにはこのようなページがあります」と伝えやすくなります。

WordPressブログでもサイトマップは重要

WordPressは記事を投稿するだけでページが増えていくため、運営期間が長くなるほどページ構造が複雑になりやすいです。

半年〜1年ほど運営すると、投稿記事・固定ページ・カテゴリーページ・タグページ・著者ページ・月別アーカイブページなど、さまざまなページが作られます。

この中には、読者に見せたいページもあれば、検索結果に出さなくてもよいページもあります。そのため、サイトマップでは「何を載せるか・何を載せないか」も大切な判断です。

特にWordPress標準のXMLサイトマップでは、カテゴリーやタグが自動で含まれることがあります。カテゴリーやタグをnoindexにしている場合は、サイトマップとの整合性に注意が必要です。


サイトマップには2種類ある

すてぴあ

「サイトマップ」って一種類じゃないの?何が違うのかさっぱりわからないわ。

くらうど

実は2種類あるんだよ。「HTMLサイトマップ」と「XMLサイトマップ」で、対象がまったく違う。まずここを押さえておくと、あとの設定でぜんぜん迷わなくなるよ。

サイトマップには、大きく分けてHTMLサイトマップとXMLサイトマップの2種類があります。

種類主な対象役割
HTMLサイトマップ読者サイト内の記事を探しやすくする
XMLサイトマップGoogleなどの検索エンジンサイト内のURLを伝える

初心者が混乱しやすいのは、どちらも「サイトマップ」と呼ばれるからです。

  • 固定ページに作るのは → HTMLサイトマップ
  • Search Consoleに送信するのは → XMLサイトマップ

まずはこの2点だけ覚えておけば大丈夫です。

HTMLサイトマップとは?

HTMLサイトマップとは、読者向けに作る記事一覧ページのことです。

WordPressでいうと、固定ページに「サイトマップ」というページを作り、そこに記事リンクをカテゴリー別に並べるイメージです。たとえば、以下のような形になります。

HTMLサイトマップのイメージ
  • 【SWELL関連】SWELLとは?初心者向けに特徴を解説
  • 【SWELL関連】SWELLの初期設定まとめ
  • 【WordPress運営】WordPressのバックアップと復元方法
  • 【WordPress運営】WordPress高速化のやり方12選

このように整理しておくと、読者がサイト内の記事を探しやすくなります。トップページやカテゴリー一覧だけでは見つけにくい記事でも、サイトマップからたどれるようになりますよ。

XMLサイトマップとは?

XMLサイトマップとは、Googleなどの検索エンジン向けに作るファイルのことです。読者が見るためのページではなく、検索エンジンにサイト内のURLを伝えるために使います。

WordPressの場合、標準機能を使っていると以下のようなURLでXMLサイトマップが生成されます。

WordPress標準のXMLサイトマップURL

https://自分のドメイン/wp-sitemap.xml

このファイルには、投稿記事や固定ページなどのURLが一覧として記載されています。Google Search Consoleに送信することで、Googleにページの存在を伝えられます。

ただし、XMLサイトマップを送信したからといって、必ずすべてのページがインデックスされるわけではありません。あくまでGoogleにページの存在を伝える補助的な役割です。

2つは役割がまったく違う

改めて整理すると、以下のようになります。

項目HTMLサイトマップXMLサイトマップ
対象読者検索エンジン
見た目人が読めるページ機械が読むファイル
作成場所固定ページなどWordPress標準機能・SEOプラグインなど
主な目的記事を探しやすくするURLをGoogleに伝える
Search Console送信不要必要に応じて送信

この2つを混同しないことが、サイトマップ設定でつまずかないための第一歩です。

すてぴあ

なるほど!固定ページに作るのがHTMLで、Search Consoleに送るのがXMLってことね。ようやく整理できたわ。


HTMLサイトマップとXMLサイトマップの違い

もう少し具体的に見ていきましょう。

HTMLサイトマップは読者向け

HTMLサイトマップは、読者がサイト内の記事を探しやすくするためのページです。

たとえばブログに「WordPress・SWELL・レンタルサーバー・VPS・AIツール」のようにカテゴリーがあるとします。それぞれに記事が増えてくると、トップページだけではすべての記事を見つけにくくなりますよね。

HTMLサイトマップを用意しておくと、読者はカテゴリーごとに記事を一覧で確認できます。特に以下のようなブログでは効果的です。

  • 記事数が30本以上ある
  • 複数ジャンルの記事を書いている
  • 初心者向けの記事が多い
  • サイト内回遊を増やしたい

読者にとって見やすいHTMLサイトマップを作ることで、過去記事も読まれやすくなります。

XMLサイトマップはGoogle向け

XMLサイトマップは、Googleなどの検索エンジンにページの存在を伝えるためのものです。

検索エンジンは、クローラーと呼ばれる仕組みでWebサイトを巡回します。クローラーはリンクをたどりながらページを見つけていきますが、すべてのページをすぐに発見できるとは限りません。

XMLサイトマップを用意しておくと、検索エンジンに対してサイト内の重要なURLをまとめて伝えられます。特に以下のような場合に役立ちます。

  • 新しく作ったサイト
  • 記事数が多いサイト
  • 内部リンクがまだ少ないサイト
  • Search Consoleでインデックス状況を確認したいサイト

ただし、XMLサイトマップは魔法の設定ではありません。URLを載せても、記事の品質が低かったり、noindexが設定されていたりすると、インデックスされないこともあります。

固定ページに作るのはHTMLサイトマップ

WordPressやSWELLで「サイトマップページを作る」といった場合、多くはHTMLサイトマップのことです。つまり、固定ページに「サイトマップ」というページを作り、記事一覧を表示する方法です。

HTMLサイトマップは、読者が実際に見るページなので見やすさが重要です。単にURLを並べるだけではなく、以下のような工夫が必要です。

カテゴリーごとに分ける

ジャンル別に整理することで、読者が目的の記事を見つけやすくなります。

重要記事を上に置く

読者に読んでほしいキラーページほど、視認しやすい位置に配置しましょう。

スマホでも見やすくする

スマホからのアクセスが多いブログでは、レイアウトの確認が欠かせません。

装飾しすぎずシンプルにする

サイトマップはあくまで案内ページです。デザインより使いやすさを優先しましょう。

SWELLを使っている場合は、ボックス・カラム・投稿リストブロックなどを活用すると、見やすいHTMLサイトマップを作りやすいですよ。

Search Consoleに送信するのはXMLサイトマップ

Google Search Consoleに送信するのは、HTMLサイトマップではなくXMLサイトマップです。

WordPress標準のサイトマップを使う場合は、以下のURLをSearch Consoleの「サイトマップ」メニューから送信します。

Search Consoleに送信するURL

wp-sitemap.xml(WordPress標準)

ここで注意したいのは、HTMLサイトマップの固定ページURLを送信しないことです。

  • https://自分のドメイン/sitemap/ ← これは読者向けページ。Search Consoleに送らない

Search Consoleに送るのは、あくまでXML形式のサイトマップです。


WordPressブログにサイトマップは必要?

すてぴあ

ブログを始めたばかりだけど、サイトマップって最初から作っておいた方がいいの?

くらうど

HTMLサイトマップは記事が増えてから作れば十分。XMLサイトマップは早めに用意しておくのがおすすめだよ。どちらも「作れば必ずSEOで上がる」というものではないけど、役割が違うから分けて考えてほしい。

記事数が少ないうちは必須ではない

ブログを始めたばかりで記事数が5〜10本程度なら、HTMLサイトマップは必須ではありません。トップページやカテゴリー一覧だけでも、ほとんどの記事にたどり着けるからです。

初心者がやりがちな失敗として、ブログを始めた直後からデザインや固定ページ作りに時間をかけすぎて、肝心の記事が増えないケースがあります。

くらうど

SWELLはデザインを整えやすいテーマなので、つい細かく作り込みたくなるんですよね。私もそれをやって、最初の2週間で記事が3本しか書けなかった経験があります。最初は完璧なサイトマップより、読者に役立つ記事を増やすことを優先しましょう。

記事数が増えるほどHTMLサイトマップが役立つ

記事数が30本を超えてくると、HTMLサイトマップの効果が出やすくなります。複数ジャンルの記事を書いているブログでは特に重要です。

たとえば「SWELLの使い方・WordPress高速化・レンタルサーバー比較・VPSの選び方・AIツール比較」のようにジャンルが増えると、読者が目的の記事を探しにくくなります。

HTMLサイトマップを作っておけば、各ジャンルの記事を一覧で見せられます。内部リンクの整理にも役立ち、自分自身でも「どのカテゴリーが弱いか」を把握しやすくなりますよ。

XMLサイトマップは早めに用意しておくのがおすすめ

XMLサイトマップは、ブログ開始初期から用意しておくのがおすすめです。

新しいサイトは、Googleにページを見つけてもらうまでに時間がかかることがあります。XMLサイトマップをSearch Consoleに送信しておくことで、GoogleにURLを発見してもらう手助けになります。

WordPressでは標準でXMLサイトマップ機能があります。まずは自分のサイトで以下のURLにアクセスして確認してみましょう。

確認方法

https://自分のドメイン/wp-sitemap.xml
→ 表示されれば、WordPress標準のXMLサイトマップが有効になっています。

noindexページを含めすぎると注意が必要

XMLサイトマップで注意したいのが、noindexページの扱いです。noindexとは、検索エンジンに対して「このページは検索結果に表示しなくてよい」と伝える設定です。

タグページ・カテゴリーページ・著者ページ・検索結果ページなどはnoindexにすることがあります。

一方で、WordPress標準のXMLサイトマップには、カテゴリーやタグが自動で含まれることがあります。タグやカテゴリーをnoindexにしているのにXMLサイトマップには含まれている場合、Search Console上で「検出 – インデックス未登録」が増える原因になることがあります。

くらうど

私自身も、WordPress標準サイトマップに切り替えたあと、noindexにしていたタグ・カテゴリがサイトマップに含まれていることに気づき、設定を見直しました。サイトマップは「とにかく全部送ればいい」というものではありません。重要なページを正しく伝えることが大切です。


SWELL利用者はどう考えればいい?

SWELLを使っている場合も、基本的な考え方は同じです。

  • 読者向け → HTMLサイトマップを固定ページで作る
  • Google向け → XMLサイトマップをSearch Consoleに送信する

読者向けにはHTMLサイトマップを固定ページで作る

SWELLで読者向けサイトマップを作るなら、固定ページでHTMLサイトマップを作るのがおすすめです。固定ページに「サイトマップ」というページを作り、カテゴリーごとに記事リンクを整理します。

SWELLには、記事を見やすくするためのブロックや装飾がそろっています。見出し・ボックス・カラム・投稿リスト・ボタン・関連記事ブロックなどを使えば、初心者でも見やすいページを作りやすいです。

ただし、サイトマップはあくまで案内ページです。デザインを盛り込みすぎるより、シンプルに「どの記事がどこにあるか」がわかる構成にしましょう。

Google向けにはWordPress標準またはSEOプラグインのXMLサイトマップを使う

Google向けのXMLサイトマップは、WordPress標準機能またはSEOプラグインで作成します。代表的な方法は以下のとおりです。

方法特徴
WordPress標準サイトマップ追加プラグインなしで使える
SEOプラグインのサイトマップ表示・除外設定を細かく調整しやすい
専用サイトマッププラグインXMLサイトマップだけを管理できる

SWELL自体はSEOに配慮されたテーマですが、XMLサイトマップの細かい管理はWordPress本体やプラグイン側で行うケースが多いです。

大切なのは、複数のサイトマップ機能を重複させないことです。WordPress標準サイトマップとSEOプラグインのサイトマップが両方有効になっていると、管理がわかりにくくなります。どちらを使うかを決めて、Search Consoleに送信するURLを統一しましょう。

タグ・カテゴリの扱いには注意する

WordPressブログでは、タグ・カテゴリの扱いに注意が必要です。

カテゴリーは、記事を整理するうえで重要です。一方、タグは便利な反面、適当に増やしすぎると中身の薄い一覧ページが大量に作られやすくなります。

1つの記事にしか使っていないタグが大量にあると、それぞれのタグページがほぼ空に近い一覧ページになります。そのようなページをXMLサイトマップに含めると、Googleにとって重要度の低いURLが増えてしまいます。

その結果、Search Consoleで「検出 – インデックス未登録」や「クロール済み – インデックス未登録」が増えることがあります。サイトマップは「とにかく全部送ればいい」というものではありません。重要なページを正しく伝えることを意識しましょう。


サイトマップ作成でよくある勘違い

ここでは、サイトマップで初心者がつまずきやすいポイントを整理します。

HTMLサイトマップをSearch Consoleに送信してしまう

よくある勘違いが、HTMLサイトマップをSearch Consoleに送信してしまうケースです。

送信しない(HTMLサイトマップ)

https://自分のドメイン/sitemap/ ← 読者向けページなのでSearch Consoleには不要

送信する(XMLサイトマップ)

https://自分のドメイン/wp-sitemap.xml ← これをSearch Consoleに送信する

XMLサイトマップを固定ページに貼ろうとする

逆に、XMLサイトマップを固定ページに貼ろうとする必要はありません。XMLサイトマップは検索エンジンが読むためのファイルです。人が見やすいデザインにはなっていません。

固定ページに表示しても、読者にとって使いやすいページにはなりません。読者向けにはHTMLサイトマップを作り、Google向けにはXMLサイトマップを送信する。このように分けて考えましょう。

noindexページまでサイトマップに含めてしまう

noindexにしているページをXMLサイトマップに含めるのも、よくある注意点です。

noindexは「検索結果に出さなくてよい」という指示です。XMLサイトマップは「このURLを見てください」と伝えるファイルです。つまり、noindexページをXMLサイトマップに含めると、Googleに対して少し矛盾した状態になります。

特にタグ・カテゴリをnoindexにしている場合は、XMLサイトマップに含まれていないか確認しておくと安心です。

サイトマップを作れば必ずインデックスされると思ってしまう

XMLサイトマップを送信しても、すべてのページが必ずインデックスされるわけではありません。Googleはサイトマップで送信されたURLを参考にしますが、最終的にインデックスするかどうかは別の判断です。

たとえば、内容が薄い・他の記事と似ている・内部リンクが少ない・noindexが設定されているといった場合は、サイトマップに載っていてもインデックスされないことがあります。

サイトマップはあくまで補助です。SEOで大切なのは、読者に役立つ記事を作り、内部リンクを整理し、サイト全体の品質を高めることです。


まとめ:まずはHTMLとXMLの違いを理解しよう

サイトマップには、HTMLサイトマップとXMLサイトマップの2種類があります。名前は似ていますが、役割はまったく違います。

種類役割対象
HTMLサイトマップ記事を探しやすくする読者
XMLサイトマップURLを伝えるGoogleなどの検索エンジン

初心者の場合、最初から細かい設定を完璧にしようとしなくて大丈夫です。

  • 読者向けにHTMLサイトマップを用意する
  • Google向けにXMLサイトマップを確認する
  • noindexページやタグ・カテゴリの扱いに注意する

この3点を押さえておけば、サイトマップ設定で迷うことはぐっと減るはずです。

サイトマップを正しく理解しておくと、WordPressブログの構造を整理しやすくなります。記事数が増えてから慌てて見直すより、早めに基本を押さえておきましょう!

すてぴあ

なるほど!HTMLは読者向けで固定ページに作る、XMLはGoogle向けでSearch Consoleに送る。この2つを分けて考えるのが大事なのね。スッキリしたわ!


SWELLでHTMLサイトマップを作る具体的な手順は、次の記事で詳しく解説します。

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